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ごぼうのアク抜きは必要ない?

あなたはごぼうのアク抜きをしていますか。
アクは灰汁とも書きますが、お肉を鍋に入れたときに浮かびあがってくる茶色い物質と思われる人が多いでしょう。

しかしお肉のような動物性食品から出るアクもあれば、ほうれん草やじゃがいも、ナス、大根などの植物にもアクは含まれます。
アク抜きをするために良くお水に漬けておきますが、これは植物に含まれるアクが水溶性なためで、アクが水に溶けて出てくるのです。

さてごぼうについても、アク抜きをすることが一般的ではありますが、ごぼうのアク抜きは正直それ程必要ではありません。
というのも、ごぼうをアク抜きするようになったのは料亭が始まりで、ごぼうをアク抜きせずに料理すると、見た目が悪くなるためと言われています。

しかしこのアクにごぼうの栄養素が豊富に含まれているので、アク抜きをすると大事な栄養素が逃げてしまうことになります。
水に漬けておくのももちろんダメですが、ごしごし水洗いするのも考え物です。

土汚れだと思ってごしごし水洗いする人がいますが、実は土汚れではなくごぼうに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールだったのです。
一般的にはアクは毒性があり、苦み、えぐみがあって美味しいものではありません。

特にほうれん草はしっかりアク抜きしないとシュウ酸と呼ばれる成分が残り、結石の原因になったりします。
しかしごぼうに含まれるアクの正体はコーヒーなどの成分であるクロロゲン酸というポリフェノールであり、体にとって有害なものではありません。

それどころか必要以上にアク抜きすると旨みもなく、味気ないごぼうになってしまいます。
ですから見た目はあまりよくありませんが、ごぼうの栄養素は皮やアクに含まれていますから、ごぼうは是非アク抜きせず、皮も剥かずに食べた方が断然体には良いのです。

ちなみにごぼう茶は皮やアクもそのまま焙煎加工していますから、豊富な栄養素が一切失われていません。
せっかくごぼうを摂取するなら、ごぼうのパワーをしっかり享受できる食べ方、飲み方をした方が良いですね。